9月20日(木) 16:45 -- 17:45 山本 昌宏(東京大学大学院数理科学研究科) ``逆問題の条件付き安定性は正則化法の収束・離散化に どのように役立つか?'' <研究発表要旨(山本)> 逆問題に対する条件安定性に基づいて以下の3点について考察し、偏微分方程式 の逆問題への実際的な応用を見通し良く説明し、緒結果を具体例とともに示す。 (1)チホノフの正則化法におけるパラメータの選択基準 (2)チホノフの正則化法の離散化パラメータの最適な選択基準 (3)有限個の観測データによる漸近的な安定性