11月14日(木) 16:15 -- 17:30 木村 正人 (九州大学大学院数理学研究院) ``準定常Stefan問題に対する変分的アプローチ'' <研究発表要旨> 表面張力効果の一種であるGibbs-Thomson則を考慮したStefan問題の持つ変分構造 に注目し、その自然な時間方向の半離散化について考察する。その離散化において 現れるある最小化変分問題の数理モデルとしての解釈を紹介するとともに、その minimizerについての数学的評価を示す。